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てん菜糖って何?上白糖やグラニュー糖との違いは? ~てん菜糖に含まれるラフィノースオリゴ糖の嬉しい効果も徹底解明~

甘味料

てん菜糖と上白糖やグラニュー糖はどう違うの?

Micoasの『飲む、コ酢メ。』に使用しているてん菜糖。てん菜糖には魅力がたっぷり詰まっています。
でも、てん菜糖っておなじみの上白糖やグラニュー糖とはどう違うのでしょうか?
近年、健康志向の高まりで人気のあるてん菜糖ですが具体的には何?今回はてん菜糖の魅力を調べてみました。

てん菜糖って何?

てん菜糖の原料ビート
てん菜糖の原料はてん菜やビートと呼ばれるヒユ科の植物で、見た目が大根に似ているので別名サトウダイコンとも呼ばれています。
対して日本で一般的に出回っている上白糖やグラニュー糖の原料はサトウキビ。
ちなみに、大根だと葉っぱの部分も食べられますが、残念ながらてん菜の葉っぱは灰汁が強くて食べられません。

てん菜が好きなのは寒い所

寒冷地で育つてん菜の収穫
てん菜はヨーロッパが原産地で、寒冷地に育つ作物です。
日本では北海道でしか育てることができません。
国内の他の地域で育てる試みもされたのですが、残念ながら北海道以外では育ちませんでした。
沖縄や奄美諸島などの温かい地域で栽培されるサトウキビとは真逆ですね。

 

体に嬉しいてん菜糖の魅力とは?

てん菜糖の効果効能
寒い所で育ち、見た目は大根に似ているてん菜から生まれたてん菜糖。
北海道の大地の恵みで育つてん菜糖には、具体的にはどんな魅力が詰まっているのでしょうか?

てん菜糖に含まれるラフィノースオリゴ糖

ラフィノースオリゴ糖を含むてん菜糖
てん菜糖には数種類のミネラルや天然のオリゴ糖であるラフィノースオリゴ糖が含まれています。ラフィノースオリゴ糖はてん菜から採れる希少なオリゴ糖です。
見た目が白い上白糖やグラニュー糖は精製の過程で『不純物=ミネラルなどの栄養素』が取り除かれてしまいます。
様々な身体に嬉しい健康効果が報告されていますのでご紹介します。

てん菜糖・上白糖・グラニュー糖の成分比較

(可食部100gあたり)

栄養成分 てん菜糖 上白糖 グラニュー糖
エネルギー(kcal) 382 384 387
タンパク質(mg) 500 0 0
脂質(mg) 0 0 0
炭水化物(g) 97.5 99.2 100
ナトリウム(mg) 32~78 1 0
カルシウム(mg) 0~2 1 0
カリウム(mg) 6~55 2 0
マグネシウム(mg) 0~0.2 0 0
リン(mg) 0~6 0 0
鉄(mg) 0~0.2 0 0
亜鉛(mg) 0~0.1 0 0
オリゴ糖(mg) 5000 0 0

ビフィズス菌を増やし便秘改善

ラフィノースオリゴ糖で便秘改善てん菜糖に含まれるラフィノースオリゴ糖は、胃や小腸で吸収されずに大腸まで届く難消化性のオリゴ糖です。
大腸内で悪玉菌が多くなると便秘になるだけでなく、老化や発がん性物質との関係もあると言われています。
ラフィノースオリゴ糖は大腸で善玉菌であるビフィズス菌を増やし、悪玉菌の代表であるウェルシュ菌などの増殖・定着を防いでくれます。

免疫力アップ

ラフィノースオリゴ糖で免疫力アップビフィズス菌には免疫機構を活性化する作用があります。
てん菜糖に含まれるラフィノースオリゴ糖はビフィズス菌を増やしてくれるので、それによりリンパ球が増え免疫力がアップすることが報告されています。
リンパ球は白血球の一部で、細菌やウイルスなどに感染した細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞や病原体が体内に入った時に病原体を攻撃するT細胞やB細胞に分類され、人間の身体を健やかに保ってくれる重要な役割をしています。

アトピー性皮膚炎改善

ラフィノースオリゴ糖でアトピー性皮膚炎改善アトピー性皮膚炎の症状が悪化する原因のひとつとして、腸内の常在真菌であるカンジダなどの真菌に対するアレルギーが考えられています。
このカンジダを抑制する目的でラフィノースを投与する研究により、80%近くの対象者にアトピー性皮膚炎の改善に有効であるとの結果が報告されています。
近年では、腸内に生息する様々な菌を『腸内フローラ』『第2の脳』と呼んで様々な研究が進んでいます。

肝機能改善

ラフィノースオリゴ糖で肝機能改善ラフィノースオリゴ糖は善玉菌であるビフィズス菌を増やし腸内環境を改善します。
近年ではオリゴ糖そのものに身体機能を改善する効果があることも注目されています。
その一つが肝機能の改善効果。
ラットの研究結果で、ラフィノースオリゴ糖の投与で肝臓の働きが改善されたという報告がされています。

ラフィノースオリゴ糖は熱や酸にも強い

熱や酸にも強いラフィノースオリゴ糖

こんなに嬉しい効果があるラフィノースオリゴ糖ですが、熱や酸には弱くないのでしょうか?
ラフィノースオリゴ糖は加熱安定性・酸性条件下での熱安定性にも優れていることが分かっています。
Micoasの『飲む、コ酢メ。』にもラフィノースオリゴ糖を含むてん菜糖を使用していますが、お酢の酸性にも強いのは嬉しいですね。

てん菜糖はGI値が他の甘味料より低い

てん菜糖は他の甘味料よりGI値が低いのです。
GI値とは血糖値の上昇スピードを数値化したもので、ブドウ糖を100とした場合の割合です。

他の甘味料よりGI値が低いてん菜糖

日々口にするタンパク質と余分な糖が結びついて、老化物質が生成されてしまいます。
これを糖化といいますが、近年では日本抗加齢医学会などでも糖化が老化と密接に関係していることが報告されていて、GI値が低い食品を摂取することが推奨されています。

(各種甘味料のGI値比較)

てん菜糖 上白糖 グラニュー糖 氷砂糖
65 109 110 110
三温糖 黒砂糖 はちみつ メープルシロップ
108 99 87 73

グラニュー糖のGI値が110、てん菜糖は65。
甘味料と同じくGI値が高いと言われる白米が84なので、炭水化物と比べてもGI値は低めです。
てん菜糖は甘い物も食べたいけれど、やっぱりアンチエイジングやダイエットも気になるという方にオススメの甘味料です。

てん菜糖は全て国内生産で遺伝子組み換えではない

日本では遺伝子組み換えのてん菜栽培は認められていません。
てん菜糖は、原料のてん菜から最終の製品まで全て国内で生産・製造されています。

遺伝子組み換えではない国産てん菜糖の収穫

日本メーカーのてん菜糖は遺伝子組み換え原料を使用しているものもありません。
対して日本で販売されているサトウキビ由来の上白糖やグラニュー糖のうち、国産のサトウキビを原料としているのは実はごく一部で、多くは輸入した原料糖を国内で製品化しています。

てん菜糖はマクロビオティックでも認められている

食を通して健康的な長寿法を説くマクロビオティックでは、基本的に糖分を摂ることはNGとされています。
そんなマクロビオティックで、てん菜糖は食べても良いとされている甘味料なのです。

マクロビオティックで認められているてん菜糖

身体を冷やす食べ物をNGとするマクロビオティックでは、身体を冷やす食べ物=暑い土地で育つもの、身体を温める食べ物=寒い土地で育つものと考えられています。
なので、沖縄などの暖かい地域で育つサトウキビ由来の砂糖は身体を冷やすからNG、北海道やヨーロッパなどの寒冷地で育つてん菜糖は身体を温める物として摂取が認められています。

てん菜糖は糖尿病の人にもおススメ?

てん菜糖摂取時の血糖値

沢山の魅力が詰まっているてん菜糖ですが、糖尿病の方でもどんどん食べて良いというのはありえません。
白砂糖などの砂糖をてん菜糖に置き換えるというのは良いですが、何事も適量が大切ですので食事バランスを考えながら上手に日々の食生活に取り入れて下さい。

お酢にはてん菜糖が合う?

てん菜糖を使用しているMicoasのお酢

お酢にはてん菜糖が合うというのがMicoas『飲む、コ酢メ。』開発チームの結論です。
てん菜糖はオリゴ糖やミネラルなどの栄養素が入っているため、甘味だけでなく複雑な味が絡み合ってお酢独特のツンとした刺激を和らげ、お酢の角を取ってまろやかな味に仕上げてくれるのです。

編集後記

Micoas『飲む、コ酢メ。』の甘味料にはオリゴ糖と北海道産のてん菜糖を使用しています。
てん菜糖のあの茶色にはミネラルをはじめ沢山の魅力が詰まっていて研究すればするほど興味深かったです。
安心できて美味しい物を・・・てん菜糖はまさに天才糖です!

 

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