お酢+キャベツは最強の組合せ。酢キャベツでデブ菌退治!やせ菌を増やす!

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『デブ菌』を撃退するレシピとして話題になった酢キャベツ。
デブ菌の名付け親であり多数の著書を執筆されている、東京医科歯科大学名誉教授で免疫学者の藤田紘一郎先生が考案されたレシピです。

聞いただけでゾッとする『デブ菌』。今回はそんなデブ菌を撃退してくれるという酢キャベツについて詳しく解説していきます!

デブ菌・やせ菌って何?やせ菌を増やすには?

「食べる量は変わらないのになぜか私だけ太る。」
「あの人はなんであんなに食べてるのに太らないの?」

って感じたことってありませんか?

実は同じものを食べていても太りやすい人と太りにくい人がいるんです。これは遺伝の要素が大きいと思われていましたが、実は腸内細菌の『デブ菌』と『やせ菌』に原因があるんです。

デブ菌・やせ菌って何?

人間の免疫に大きく関係しているという腸の中には、何百兆~何千兆と言われる腸内細菌が住んでいます。そして腸内細菌は善玉菌と悪玉菌、そしてどちらにもなれる日和見(ひよりみ)菌に分けられます。

日和見菌はデブ菌にもやせ菌にも変わることができます。『日和見』とは有利な方に付こうと形勢を伺うこと。つまり日和見菌はデブ菌が有利な環境であればデブ菌に、やせ菌が有利な環境ならやせ菌に変わるというなんとも都合の良い菌なのです。

腸の中のデブ菌が有利な環境かやせ菌が有利な環境かは日々の食生活が大きく関係しています。揚げ物や市販のスナック菓子をよく食べる人はデブ菌が多いと言われています。

デブ菌が多いとどうなる?

デブ菌が多いと身体はどうなるのでしょうか?

  • 食べ物から多くのエネルギーを吸収してしまう。
  • 不安になったりイライラしたり精神面が不調になる。
  • 風邪をひきやすい。
  • 便秘や下痢などお腹の不調が起きやすい。

どうやらデブ菌が多いと太りやすくなるだけじゃなく、精神面の不調や免疫力も落ちてしまうようです。

やせ菌が多いとどうなる?

やせ菌が多い場合も見てみましょう。

  • 脂肪の吸収を抑えてくれる。
  • 交感神経に働きかけ代謝を促進してくれる。
  • 花粉症やアトピーなどのアレルギー症状が緩和される。
  • 生活習慣病予防になる。
  • 肌がキレイになる。

なんだか良いこと尽くしですね。
できればやせ菌が多い体質になりたい!と思う方が大半だと思います。

「でも揚げ物もお菓子も好きだからどうしよう。。。」

と諦めないで下さい!食生活に『ある物』をプラスすることでデブ菌が有利な環境からやせ菌が有利な環境に変えることができるんです。

酢キャベツでやせ菌を増やす!

デブ菌が有利な環境からやせ菌が有利な環境にどうやったら変えることができるのでしょうか?答えは簡単。

発酵食品と食物繊維を積極的に摂ること。

今までの食事を置き換えるという精神力がいる置き換えのダイエットではなく、いつもの食事に発酵食品と食物繊維を加えることで腸内環境からやせやすい身体に体質改善することができます。

特に内臓脂肪を減少させ整腸作用がある発酵食品のお酢と、豊富な食物繊維を含むキャベツはやせ菌を増やしたい方にとって最強の組み合わせ。

やせ菌有利で健康な身体になるために、ぜひ酢キャベツチャレンジして下さい!

酢キャベツレシピ~材料・作り方・調理時間10分~

材料(2人分)

  • キャベツ:大1/2玉
  • ニンジン:1/4(お好みで。彩りが良くなります。)
  • 酢:200cc
  • 塩:小さじ2
  • 粒マスタード:お好みで

作り方

1.キャベツとお好みでニンジンやパプリカなどの彩り野菜を千切りにし、ジッパー付きの保存袋に入れて塩を入れ軽くもみます。
※ビンなどの保存容器に入れてビンを振るのでも大丈夫ですが、保存袋が手軽で便利です。

2.酢を注ぎ、お好みで粒マスタードを入れます。
3.ジッパーをしっかり閉じて再度軽くもみます。
4.そのまま、もしくは保存容器に移して半日ほど冷蔵庫で寝かせたら完成です。

酢キャベツの日持ちや味、効果的な食べ方は?

酢キャベツは冷蔵庫で1~2週間保存が可能です。日が経つにつれてお酢が馴染み、味がまろやかになってくるのでぜひお好みの寝かせ期間を探ってみて下さい。日持ちするので時間がある時に一玉分など多めに作っておくのも良いですね。

そして気になるお味ですが、酸っぱいのは間違いないです。残念ながらお酢が苦手な方はまずいと感じられるかもしれません。ただ、2日目位からぐんと味がマイルドになるので、お酢が苦手な方は2日以上寝かせてから召し上がるか、次にご紹介しているアレンジレシピから試してみて下さい。

ただ、お酢もキャベツも大丈夫!という方にはさっぱりしておいしいレシピ。そこまでお酢が得意じゃない方も毎日食べるうちにくせになったというお声もあります。

そしてダイエットに一番効果的なのは食事前に食べること。目安は100g。そしてやせ菌有利な体質にするためにはまずは2週間集中的に試して下さい。

お酢にはダイエットに天敵の血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、キャベツの満腹感で食べ過ぎを防いでくれる効果もあるので食前がおすすめ。食前に少し食べて、残りは食事の副菜感覚で食べるのも良いですね。

酢キャベツのアレンジレシピ

ここからは酢キャベツのアレンジレシピのご紹介です。お酢が苦手な方はこちらから試してみるのもおすすめ。酢キャベツを食べた後の汁にも栄養が溶け込んでいるのでぜひ活用して下さい。

生姜焼きのタレ


こちらは残った汁のレシピ。キャベツにはビタミンCやビタミンB群など水に溶けやすい栄養素が入っていて、お酢の効果ももちろん健在。捨ててしまうのはもったいない!残った汁にすりおろし生姜・醤油・みりん・砂糖を加えればおいしい生姜焼きのタレに。

お酢の効果でお肉が柔らかくなり、さっぱりおいしい生姜焼きの出来上がりです。

ドレッシング


こちらも残った汁のレシピです。オリーブオイルと塩コショウや醤油を加えれば簡単美味しい自家製ドレッシングの出来上がり。酢キャベツにミニトマトやブロッコリーなどを添えたサラダにこちらのドレッシングを加えるのもおすすめです。

酢キャベツのミネストローネ


こちらは酢キャベツのアレンジレシピ。コンソメを加えてコンソメスープにするのも良いですが、断然おすすめなのがミネストローネです。

お酢には他の酸味と合わさるとまろやかになり、旨味や甘味が引き立つという嬉しい効果があるんです。トマトの酸味とお酢の酸味が合わさってまろやかになり、野菜の旨味も引き立つおいしいミネストローネスープの出来上がりです。

酢キャベツハンバーグ


こちらも酢キャベツのアレンジレシピ。ハンバーグを作る時の玉ねぎをぜひ酢キャベツに変えてみて下さい。玉ねぎと酢キャベツ半々位にするのがおすすめ。お酢にはお肉を柔らかくする効果もあるので、ふっくらジューシーでヘルシーなハンバーグの出来上がりです。

酢キャベツダイエットの注意点

身体に良いこと尽くしの酢キャベツ。最後に酢キャベツダイエットの注意点をお伝えします。

まず、酢キャベツは当たり前ですがスッパイです。お酢が苦手な方はいくらダイエットに良いと言っても続けられないかもしれません。これが一つ目の注意点。

そして酢キャベツばかり食べているとどうしても飽きてしまいます。これが2つ目の注意点。でも、やせ菌体質にするためにまずは集中して2週間、しっかり毎日続けて下さい。続けることで腸内環境は変わります。

酢キャベツで腸内環境をやせ菌有利にすることは、ダイエットだけじゃなく精神面にも身体の免疫面にもプラス。ぜひ習慣化して欲しいレシピです。

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